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【要約】自分を変える1つの習慣(ロリー・バーデン)の感想・書評

ロリー・バーデンさんが書いた『自分を変える1つの習慣』を読みました。

“うまくいく方法は1つしかない”

のキャッチコピーに惹かれてKindleでポチりました。

たった一つの習慣だけで成功できるのなら、これほどお得なことはありません。

『自分を変える1つの習慣』を読むと、習慣を身につける意欲が湧いてきますので、ぜひお手にとってみてください。

『自分を変える1つの習慣』の要約

『自分を変える1つの習慣』の構成は下記の通りです。

1【犠牲】――「パラドックスの法則」
「小さな選択」の積み重ねこそが成功を呼ぶ

2【決意】――「先行投資の法則」
いまいる場所で全力を出し続ける

3【集中】――「拡大の法則」
「思考の集中」をコントロールする

4【言葉】――「創造の法則」
思考を現実化する言葉の使い方

5【計画】――「収穫の法則」
適切なタイミングに2倍の努力をする

6【信念】――「長期的視点の法則」
長い目で見れば失敗はプラスに変わる

7【行動】――「振り子の法則」
「何をなすべきか」は知っている。行動に移さないだけ

引用:Amazon

いくらテクノロジーや経済が発展しても成功するための法則は過去も今も変わりません。

成功するための法則に沿って行動を積み重ねていけば、必ず成功します。

ただし、成功するための法則通りに生きている人は少ないのが現実。

成功するための行動は面倒くさいことばかりで、行動を継続していくのは難しいからです。

そこで、『自分を変える1つの習慣』では、成功するための行動を習慣化することで自分をコントロールしていきましょう!と説いています。

結局、人間が成功するためには一朝一夕にはいかず、コツコツと努力を積み重ねていく必要があるので、習慣に頼っていくのが得策です。

人間は習慣の生き物

人間は習慣の生き物ということを覚えておきましょう。今の自分があるのは過去、積み重ねてきた習慣があるからです。

毎晩テレビを見ている人はおそらく今日の夜もテレビを見る夜を過ごすでしょう。逆に夜は読書の時間に決めている人ならおそらく今夜も優雅に読書を嗜むはずです。

 

ご飯を食べたら歯を磨くという習慣があれば今日も食事後に歯を磨きます。そして歯を磨く習慣のある人は綺麗な歯を保っているのは明白ですよね。

逆に歯を磨く習慣が無くて、食事後もデンタルケアをしない習慣が身についていれば、歯が汚くて近い将来、歯がボロボロになってしまいます。

 

人間は習慣によって”今の自分”を形成しています。どんな習慣を身に付けているかで運命が左右されると言っても過言ではありません。

逆を言えば、結果を見れば、その人がどんな習慣で生活しているのかも見えてきそうですよね。

 

私もかれこれ冷水シャワーの習慣が身について、6年の月日が経ちました。おかげさまで風邪もあまり引きませんし、今までの人生で太った経験もなく健康体そのものです。

冷水シャワーは良い習慣の例ですが、未だに直せていない私の悪い習慣でネガティブ思考があります。

人と比べてしまっては「あ~、なんで自分はこんなに情けないのだろう~」と自己卑下に陥ることもしばしば。

 

子どもの時から人と比較しては、ネガティブ思考になっていたので、ある意味、ネガティブ思考が習慣になっています。

ネガティブ思考の習慣から抜け出すために、日記にポジティブな言葉を書いてみたり、リフレーミング(物事の見方を変える手法)を取り入れてみたりしたのですが、なかなか続きませんでした。

人間が新しい習慣を身につけるためには、3週間は続けないといけないようなので、今思えばネガティブ思考が直らないのも当然かなと思います。

 

身につけたい習慣があるなら「まずは3週間続ける!」と決心して、こなしていくのが必須ですね。

面倒くさいことを実行できる人が成功する

成功する人は普通の人が面倒くさいと思うことを習慣化しています。

考えられる成功者の習慣を列挙してみました。

  • ジョギング
  • 筋トレ
  • 読書
  • 早起き
  • 発信活動
  • 瞑想

どれも習慣になっていな人にとっては面倒くさい行動ですよね。

ジョギングや筋トレといった運動は健康のためには必須ですが、運動習慣がない人にとっては、まるで10倍の重力がのしかかっているかのように重たい腰が上がらないことでしょう。

ただ、これらの習慣は誰でも頭ではやったほうがいいんだろうな~と思っているはずです。

 

私にとって最も面倒くさいな~と思う成功者の習慣は”早起き“です。

普段は7時くらいに起床していますが、成功者は4時とか5時に起きて、朝の時間を有効活用していますよね。

私は7時に起床して朝の身支度をすると仕事(在宅)に取り掛かるのは結局8時からになってしまいます。

 

午前の作業時間は4時間しか確保できないことになります。もし5時から作業を開始できるとしたら、7時間もの作業時間を確保できますよね。

早起きの人と比べると、午前だけで3時間もの差を付けられていると思うと、本当にもったいないと感じます。

早起きは最高に面倒くさいと思いますが、成功する人に近づくためにも欠かせない習慣の一つかなと思います。

まとめ:成功の秘訣はコツコツ積み重ねるのみ

  • 成功法則は今も昔も変わらない
  • 成功法則をコツコツ積み重ねるべし
  • 積み重ねるためには習慣化が一番ラク
  • 習慣化するには最低でも3週間は必要

『自分を変える1つの習慣』を読む前と後では習慣化に対する意欲が格段と変わります。

今までも「早起きしよう!」と思ったことは何度かあるのですが、本書を読んで早起き習慣に対する真剣度がバク上がりしました。

何事も新しい挑戦をする時には”意欲の強度”が必要なので、意欲を高めたいという方はぜひ本書を手にとってみてください。

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