『習慣を変えれば人生が変わる』
大げさに聞こえるタイトルですが、本書を読めばうなづくことが多いです。
こちらの本はこんな人におすすめです。
- 自制心や意志力を高めたい!
- 今よりも不安を減らして幸福感を上げたい!
- いつも目標達成間近で気が緩んでしまう…
習慣を変えることでスッキリした毎日を送れるようになります。
『習慣を変えれば人生が変わる』の要約
『習慣を変えれば人生が変わる』は人生を幸福に導く100個の習慣項目が記されている本です。
目次構成は下記の通りです。
- Part1 基礎固めをする(13項目)
- Part2 成功への道筋をつくる(20項目)
- Part3 人生の目的と目標を見つけ出だす(11項目)
- Part4 時間を管理する(12項目)
- Part5 自尊心を高める(14項目)
- Part6 心と身体を大切にする(20項目)
- Part7 行動を起こす(10項目)
チェックリストを作って壁に貼るなり、手帳にはさんで持ち歩くなりするといいかもしれませんね。
私は簡易的ですがこんな感じでチェックリストを作ってみました。
自制心と意志力を身につける
自制心と意思力は訓練次第で身につけることができます。手っ取り早い方法は達成可能な小さな目標を立て、それに向けて実行するというやり方。
スモールステップとも呼ばれている手法はまさにこのやり方と重なります。大きな目標を細分化して、小さな目標をいくつも用意するのがポイントです。
小さな目標を達成する度に成功体験を積んでいることになるので、行動するのが楽しくなってきます。物事への集中力が高まり、集中して取り組んだ時の快感を得やすくなるので自制心や意志力が身につくのです。
また、行動している時には目標を達成した時にどんな恩恵を被るのかをイメージをふくらませるのが大事だと書かれてありました。
例えばダイエット。
1ヶ月後には5kg痩せる!という目標を立てたら、お気に入りの服を着ている自分をイメージするのです。また、友人に「痩せて綺麗になったね!」と言われている場面をイメージするのもいいですね。
自制心と意志力を鍛えるためには、
- 小さな目標
- 大きな想像
はセットにしましょう。
言い訳をやめる
言い訳をやめることも大切です。
こちらの本でも人生がうまくいかない原因の99%は言い訳をする習慣によるものだと書かれてありました。
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多くの自己啓発書やビジネス書では、天敵かのように言い訳を嫌っています。
何かを始める時によくある言い訳は
- 若すぎる
- タイミングではない
- お金がない
- もう年だから
- 忙しい
- 時間がない
- スキルがない
といったものたちです。
人間は言い訳を考えるプロとも言えます。
言い訳が癖になっていると、どんなに良い状況でもやらない言い訳を探し出してしまうでしょう。
完璧なタイミングは永遠にきません。
思い立った時が最高のタイミングだと信じて、一歩踏み出す勇気を持つといいですね。
他人と比較しない
他人との比較は”不幸への特急列車”という表現がされていました。
成功している他人を見て自分と比較すると、落ち込み、嫉妬して、猛スピードで不幸の底へたどりついてしまいます。
現代人は他人と比較する人が増えてきているらしいのですが、その原因はSNSの普及によるものだと、あらゆる科学的知見によって論じられているようです。
SNSで挙げられている投稿はあくまで成功の一部であることを念頭におきましょう。
見えないところで涙をのむような努力があるはずです。苦汁を飲んでいるような場面を想像すると落胆や嫉妬といった負の感情を軽減できるようになります。
他人と比較するのは生産的ではないので、比べるべき対象は昨日の自分にしてください。
昨日の自分よりも成長できた部分があれば、満足する習慣を身につけていくようにしましょう。
他人を批判しない
他人を批判する言葉は自分の耳にも入ってきます。
つまり、他人を批判するということは自分を批判するということにもなり、どんどんマイナスな思考が作られてしまうのです。
本書では
他人を差して批判する前に自分の指がきれいかどうか確認しよう
と書かれてありました。
“他人のふり見て我がふり直せ”という言葉があるように他人を批判する暇があるなら、自分を磨くところに時間を使ったほうがオトクです。
他人批判ほど人生を無駄にする行動はないと言っても過言ではありません。
まとめ
『習慣を変えれば人生が変わる』には100個の素晴らしい習慣が収録されているので、一つでも気にいるものがあれば早速今日から実行に移してみてください。